株式会社エオネックス
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
株式会社エオネックス
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所在地 |
石川県金沢市東蚊爪町1-19-4
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社員数 |
164名
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業種 |
建設業
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取組事例
取組の目的 |
人生100年時代の到来を見据え、多様な働き方を取り入れるとともに、社員が「働きやすい」、「この会社で働き続けたい」と思える職場環境の実現に向けて取り組んでいます。
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取組の概要 |
<現在の取組>
1.働き方改善プロジェクトの取り組み 「働き方改善プロジェクト」という社内チームを組織し、オフィス環境や社内制度の改善に関する打ち合わせを毎月2回程度行いながら、働きやすい職場環境の実現に向けて課題の解決に取り組んでいます。 2.多様な働き方への取り組み ○育児介護短時間勤務制度の拡充 法定を上回る制度で、小学校入学の始期までの子を養育する従業員が取得できるように規程を改定しています。 ○男性育児休業の取得推進 男性の仕事と子育ての両立を推進するため、育児休業規程や育児休業給付金制度について、日々の業務で使用する社内グループウェアに掲示することで取得の推進を図っています。 ○テレワーク制度の導入と運用 新型コロナウイルス感染症対策で本格導入したテレワーク制度は、外部から社内サーバーへの接続等のインフラ整備(助成金を活用)や様々な課題をクリアしつつ、制度利用や情報漏洩リスクに関するガイドラインを策定し、感染症対応だけではなく、育児介護関係や大雪時の対応などでも運用しています。 3.ワークライフバランス推進への取り組み ○ノー残業デーの設定 プライベートの充実とワークライフバランスの適正化のため、毎週水曜日をノー残業デーとしています。 ○時間外労働時間の削減に向けた取り組み 時間外・休日労働時間に関する労使協定の上限時間を段階的に削減してきております。また、新規導入した勤怠管理システムから集計した従業員の時間外労働時間データを、管理職に毎月配信して見える化することで、時間外労働削減に対する管理職の意識を高めています。 これにより時間外労働を4.6%削減させることができました。 ○年次有給休暇の取得促進の取り組み 社内用カレンダーに「有給休暇取得推奨デー」を設定し、社内グループウェアにて取得の推奨案内を掲示すると同時に、管理職に取得実績を配信して見える化することで、有給休暇取得に対する管理職の意識を高めています。 これにより、年間所定休日数を増やしながら、有給休暇の平均取得日数を8.5%増加させる事ができました。 <今後の課題・取組> ○「くるみん」、「えるぼし」認定への取り組み ○短時間正社員制度、選択定年制度の導入検討 ○DX推進の一つとしてオフィスイノベーションによる生産性の向上(ペーパーレス、フリーアドレスなど) ○管理部門において1人につき月2回テレワーク勤務を試験的に実施し、日数の増加または他部署への展開について検討 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○年間休日の増加
2020年度:108日 2021年度:113日 2022年度(予定):117日 ○所定外労働時間の状況 2019年度:21.8時間 2020年度:20.8時間 ○年次有給休暇の取得状況 2019年度:11.7日 2020年度:12.7日 ○男性育児休業取得実績 2019年度:1名 2020年度:3名 2021年度:2名 ○表彰実績 2020年:金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2021年:石川県ワークライフバランス企業知事表彰 ○テレワーク制度導入後の利用率:約7割 (導入後に1度でもテレワークしたことのある人の割合) 多様な働き方の選択肢として、テレワーク制度の積極的な活用を勧めており、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方の実現に近づいています。 |
(R4.3)