株式会社別川製作所

全ての社員がその能力を十分に発揮できるような雇用環境を整備するとともに、仕事と子育てを両立して次世代育成支援に貢献し、女性が活躍する企業となることを目的とする。

＜現在の取組＞
○トップメッセージ
当社で働く全ての社員が価値観・信念を共有し、「人づくり」、「モノづくり」、「顧客づくり」の各視点でトップの戦略に沿った活動に取り組むことにより、各視点のゴール、「豊かな人間性」、「高い生産性」、「広い社会性」を達成し、「強くて善い企業」を実現します。

○長時間労働の解消に向けた取組
・積極的な採用による人材確保（新卒、中途採用）
・計画的な設備投資（全自動配線加工機の導入や情報機器等の充実）
・社内プロジェクトチーム（スマートファクトリー実現プロジェクト）主導による生産性向上策にて３年間で生産効率１８％増を実現
①大型ディスプレイ、タブレット端末を活用したリアルタイム工程情報の見える化
②自動配線加工機導入による生産性向上（圧着部の不良をAI画像で検査）
③タブレット端末を活用した検査業務のペーパーレス化
・就業時間管理のための社内システムによる的確な情報提供と事前通知
①月初に前月の残業時間の詳細と３６協定遵守に対する留意点を、各所属長宛にメールを配信
②毎月２０日に残業時間が上限を超過する恐れのある社員名を部門長、所属長宛にメールを配信

○年次有給休暇の取得促進の取組
・年次有給休暇取得推奨日を設定（２０２１年度：年間６日）
・時間単位の年次有給休暇制度の導入

○働き方プロジェクトを結成（メンバー１０名、うち５名が子供をもつ女性）
①柔軟な働き方提案　②社員満足度向上　③別川製作所のブランド力向上　を目的に、女性活躍推進やワークライフバランスの取組と制度化を実現した。
・育児短時間勤務の延長（３歳まで→小学校３年生まで可能）
・看護休暇取得の延長（小学校入学まで→中学校入学まで可能）
・テレワーク制度の導入（通勤時間削減、業務効率化）
・時差出勤制度導入（６パターンの勤務時間で選択可能）
・短時間勤務制度の適用拡大（メンタル不調者等の利用）


＜今後の課題・取組＞
○時間外労働の削減（生産性向上、業務平準化など）
○女性活躍の推進
○高齢者雇用制度の見直し

○組織効果性サーベイ（社員満足度調査）２０１９年度→２０２０年度　６.３％アッップ
○テレワーク制度利用　１０６名（全社員の２２％：２０２１年度）
○時差出勤制度利用　　平均９３名（全社員の１９％：２０２１年度）
○時間単位有給休暇　　延べ１３７５名取得（２０２０年７月～２０２１年度１０月）
○有給休暇取得推奨日　延べ４１５名取得（２０２１年度）

・令和２年度石川県ワークライフバランス企業知事表彰「優良企業賞」受賞
・石川県パパ子育て応援企業認定
・石川県経営者協会　２０２１年度「かがやきカンパニー大賞」受賞