会宝産業株式会社
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
会宝産業株式会社
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所在地 |
石川県金沢市東蚊爪町
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社員数 |
73名
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業種 |
自動車リサイクル業
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取組事例
取組の目的 |
弊社は健康経営を推進するプロジェクトを立ち上げ、「弊社に関わる全ての人が心身ともに健康で幸福を感じる空間のプロデュース」をビジョンに活動しています。2020年3月2日には「健康経営優良法人2020(中小規模法人部門)」にも認定されました。社員の健康を守るためにはワークライフバランスを維持しつつ生産性を向上させることが重要であると考え、その実現を目的として取り組んでいます。
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取組の概要 |
<現在の取組>
○トップメッセージ 弊社に関わる全ての人が心身ともに健康で幸福を感じられるように、まずは社員の働き方を見直します。これまで当たり前だと思っていた仕組みを変えつつ生産性をより向上させられるよう、業務の最適化を図ります。 ○長時間労働の解消に向けた取組 ・勤怠管理システムの導入 出退勤をWebやモバイルで打刻するシステムを導入し、労働時間の適正管理と併せて工数別時間管理を行うことで業務の効率化につなげている。 ・WEB会議システムの導入 これまで本社に担当者を集めて会議をしていたが、Web会議システムを導入したことにより、本社と営業所間の移動時間が削減された。 ・商品在庫スペースの削減 商品の在庫スペースを削減することにより、商品の収納、ピックアップ、管理に要する移動距離が削減され、労働時間の削減にもつながっている。 ○年次有給休暇の取得促進の取組 以前から要望のあった時間単位の年次有給休暇を導入することで、通院や学校行事参加など休暇が柔軟に活用され、取得促進につながっている。 また、全社員の有給休暇取得状況を掲示板に掲示して、いつでも有給休暇の残数を確認できるようにしてあるほか、取得が少ない社員に対しては、管理者が個別に声掛けし、取得勧奨を行っている。 ○従業員の健康づくり ・元気手当の支給 健康診断の結果をもとに、社員の健康具合に応じて現金を支給。2019年は37名に元気手当を支給。 ・農業体験 5月に社員と家族が参加して田植えを体験し、9月に収穫祭(稲刈りと食に関する勉強会)を開催。安心・安全な食について学ぶことで健康について考える機会を創出。家族のコミュニケーションや絆を深める効果も期待できる。 ・健康チェック機器の導入 施術院などでも利用されている医学測定機器を導入し、5月に全社員を対象として健康チェックを実施。その後も予約制で自由に利用できる体制を整え、社員の健康管理につなげている。 ○その他の取組 ・改善提案制度 毎月1回社員は改善提案を提出。提案内容を審査し、業績貢献度が高い提案をした社員を表彰し、賞金を支給。生産性向上への社員一丸となった取り組みを促す。 ・「ありがとうカード」 毎日社員全員が「ありがとうカード」に上司や同僚、部下宛に感謝の言葉を書いて社内掲示板に貼るというもの。「感謝する心」が育まれる他、仲間意識や助け合いの精神を育む社内風土づくりに活かされている。 ・「いいねグランプリ」 年に2回、チームごとにお客様に感動(いいね)を与える活動を企画し実施する。最もお客様に感動を与えたと思うチームは表彰され、賞金も支給される。お客様が何を望み、何に不満を感じているのかを考えることで、お客様の喜びを自分の喜びと感じられる様になり、社員の人間力が養われ、働く意欲など好循環が生まれる。 <今後の課題・取組> ・テレワーク環境の整備 ・年次有給取得率の向上 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○年次有給休暇取得(平均取得日数)
2017年度:3.6日 2018年度:4.5日 2019年度:7.4日 ○時間外労働時間(平均時間数) 2017年度:10.2時間 2018年度:9.9時間 2019年度:6.1時間 ○健康経営優良法人2020(中小規模法人部門)認定 |
(R2.5)