金沢機工株式会社

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク
  • 勤務間インターバル
  • 選択的週休3日制

企業情報

金沢機工株式会社
企業名
金沢機工株式会社
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所在地
石川県金沢市
社員数
97名
業種
機械器具卸売業

取組事例

取組の目的
機工業界全体として景気の過熱感および人手不足感が続いている。生産性を向上させ労働環境を向上させたうえで、人材の確保は各企業での重要な課題となってきている。地域のものづくりを支えているのは企業の中の人であり、その人の労働環境を改善していくことが重要な課題となっている。
取組の概要
<現在の取組>
○トップメッセージ
商社は人が財産であり、社員の労働環境を改善していくことが生産性を高め、社会への貢献につながっていく。

○長時間労働の解消に向けた取組
・毎月第2金曜日を早帰り日として設定し、各自の退社時間を社内で公表している。また毎月の平均退社時間を課ごとに集計し、管理者へ連絡し時間外労働の削減に活用している。退社時間が遅い部署や担当者には総務部から個別にヒアリングを実施し、必要に応じ指導を行っている。
・社内では「働き方推進会議」を2ヶ月に1回開催して、各部での生産性向上や業務改善・労働時間短縮についての取組の確認を行っている。下部組織として各課のワーキンググループによる業務改善を行い(RPAを活用した業務効率化や、倉庫のレイアウト変更による業務改善等)、その内容を発表して情報を共有している。

○年次有給休暇の取得促進の取組
・年次有給休暇は年間8日間の取得を義務化しており、各労働者が期初に年間計画表を策定する。年次有給休暇の取得状況については各自の人事考課にも反映され、計画的に取得した労働者が評価される仕組みとなっている。
・年次有給休暇の取得促進のため、従来の半日単位の取得に加え、2019年度から1時間単位の年休取得も可能とする。

○女性活躍推進・ワークライフバランスへの取組
・「活性化なでしこプロジェクト」を立ち上げ、女性社員が自分たちの手で、職場をどのように変えていくのかを検討している。
・時差出勤制度を導入しており、子育て中の社員が取得している。
・育児休業を現在5名の女性社員が取得中で、さらにもう1名今年中に取得予定。

<今後の課題・取組>
○現在モバイル端末を営業担当者に貸与して、外出先でも業務を行えるようにするよう準備中。
現状とこれまでの取組の効果
○平成29年度年次有給休暇取得数 1人7日取得目標に対して7.07日取得。
→平成30年度は1人8日取得目標で取組中。
○女性の育児休業取得率100%
○いしかわ男女共同参画推進宣言企業(平成26年)
○金沢市女性活躍促進モデル企業(平成27年)
○健康経営宣言(平成30年4月)
(H31.3)

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