ホテルパールシティ秋田竿燈大通り
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
ホテルパールシティ秋田竿燈大通り
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所在地 |
秋田県秋田市
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社員数 |
12名
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業種 |
宿泊業、飲食サービス業
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取組事例
取組の目的 |
観光産業の発展に期待が高まる今の時代に、社員一人ひとりのキャリアを支援し、働く場所の充実をはかることが企業の使命と考えている。
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取組の概要 |
全国に54ホテルとスポーツ・カルチャー6施設を展開しているHMIホテルグループに属している。秋田県内には当館含め5店舗あり、秋田事業所内の社員数は計126名。
○連続した有給休暇の取得奨励 ・社員が働きやすい環境を整えることが企業の使命と考え、「働き方改革」の一環として、年次有給休暇の取得率100%を目指している。 ・地域への貢献を大切にしているため、地元の祭りや大きな催事などにお客様をひとりでも多く受け入れることは、宿泊業としての責務と考えている。そのため、繁忙期にはなかなか有休取得しにくいことから、閑散期の年次有給休暇取得をトップが率先して社員に声掛けし、奨励している。 ・リフレッシュまたは自己研鑽や家族サービスの時間が十分とれるようにするため、連続して有休取得するよう奨励している。 ・普段から社員同士で助け合って業務をするなど、業務の属人化を防いだり、店舗間で社員を派遣する等して助け合うサポート体制があるため、連続休暇を取得しやすい職場になっている。 ○人材育成のための助成制度 お客様に接する「人」こそが、企業価値の源泉であり、社員一人ひとりの成長を図ることが、そのまま企業価値の増大につながるという考えのもと、日本の伝統的な「おもてなしの心」を持ち、しっかりとした業務知識を基本に、相手の立場に立って自ら考え、行動に移すことができる人材の育成を目指している。 人材育成の一環として秋田県内事業所では、パート社員を含む全社員を対象に次の助成制度を設けている。 1.宿泊研修 目的:自ホテルの立ち位置を再考するため、また他ホテルの好事例を導入するため。福利厚生の一環でもある。 内容:他ホテルに宿泊した際、宿泊代の一部を会社負担として助成する。 手続:他ホテル利用後、「宿泊研修レポート」と「領収書」を会社に提出する。 1回の利用につき上限額は10,000円(上限未満実額清算)とし、ひとり年3回まで利用できる。家族利用も可。 2.資格取得 目的:個人のスキルアップをはかるとともに、職場環境の総体的なレベルアップもはかる。 内容:会社にとって有益である資格を取得するため、資格取得にかかる費用の一部を会社負担として助成する。資格取得者は、業務遂行に当たり、当該資格を最大限発揮するよう努める。 手続:上長の承認を受け、受講・受験をし、「受験結果報告書」と「領収書」を 会社に提出する。1回の利用につき上限額は10,000円(上限未満実額清算) とし、ひとり年3回まで利用できる。資格取得に至らなかった場合は実経 費の半額(上限5,000円)を助成する。 実績(一部抜粋):調理師免許、秘書検定、英検、簿記、販売士 上掲の「宿泊研修(他ホテル利用)」とは別に、HMIホテルグループの全宿泊施設を利用対象とした社員向け割引制度がある。これは日常業務に多忙な社員のリフレッシュ・福利厚生を目的としたものであり、パートアルバイトを含む全社員及びその二親等以内の親族を対象としている。(利用料金は1泊朝食付3000円、1泊朝夕食付5000円) その他、全国展開をしているグループ企業の強みとして、グループ内の他店舗で研修を行ったりするなど好事例を学べる環境がある。契約社員から正社員への登用を進めるなど、全社員が自らのキャリアアップを図りながら働きがいが実感できる職場環境の整備に努めている これらの取組みは、秋田県内事業所全店舗で展開している。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○年次有給休暇取得率
H28年度: 33% H29年度: 52% ・トップが継続して「有給休暇の連続取得」を社員に奨励している成果が出ている。 ・ワークライフバランスを大事にする、という会社の方針が社員に浸透している。 ・今後の取組としては、バースデー休暇を創設する予定。 ○契約社員から正社員への登用 ・H29年度:8名(秋田事業所内) |
(H30.3)