本田技研工業株式会社
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
本田技研工業株式会社
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所在地 |
東京都港区
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社員数 |
23,467名
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業種 |
製造業
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取組事例
取組の目的 |
創業者の「よく働き、よく遊べ」の精神をもとに、時間を有効に活用することが創業当時から言われている。ノー残業デーによる総労働時間短縮、「有休カットゼロ運動」を行いメリハリのある働き方を実現する。
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取組の概要 |
○トップメッセージ
「よく働き よく遊べ」、「高効率高賃金」、「時間を尊重する」 ○ノー残業デー 水曜日及び第2、4週休日前日の勤務時間は18:00迄とするノー残業デー(一斉定時退社日)を導入。(製作所は毎週の水曜日及び週末日前日の定時まで) ○有休カットゼロ運動 次年度への年次有給休暇の繰越し限度日数は20日であり、21日以上の年次有給休暇残日数は消滅する(カットされる)。このカットされる年次有給休暇をなくそうとカットゼロを前提に年間で計画的に年次有給休暇を取得するように各部門で推進する。具体的には、年次有給休暇の取得計画を策定し、年次有給休暇取得分の要員不足に対応する欠補数を予め算出し、要員補充を行う。その後も年次有給休暇取得実績の進捗管理を徹底。 ○連続有休取得制度 個人で5日間連続の年次有給休暇取得する「連続有休取得制度」を導入。このほかに5月、8月、年末年始にそれぞれ7~10日間の連休を設定。 ○Limit15 報告業務縮小のため、資料15枚、報告15分、決裁15分の「Limit15」の実施。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○年次有給休暇の取得実績
2008年100.1%、2009年102.1%、2010年98.9%、2011年106.1%、2012年99.1%、2013年98.9% ○Limit15 報告と決裁のガイドラインを作成。過分な報告業務は徹底的に排除し、決裁者も効率的に決裁をすることで、労働時間短縮に向けて取り組んでいる。 ○社員の反応 ・Hondaフィロソフィーにある「人間尊重」、創業者精神にある「よく働き、よく遊べ」などの考え方に基づく企業風土が根付いている。 ・労使での協力により、継続して展開することで従業員に浸透させてきた(当たり前化)。 |
(H26.10)