仕事特性、仕事のやり方に難あり
仕事の進め方(業務標準化等)、仕事量の偏り(部署・時期)、顧客都合の業務による調整難、人材不足といった課題があります。自社の課題に近い課題がないかチェックしてみましょう。
仕事の進め方
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業務が標準化されていない
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業務(時間)の無駄、重複が多い
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具体的課題1
決裁等に手間をかけすぎる部分がある。
対策 |
対策の内容 |
組織運営・決裁権限の見直し
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現在の組織運営のあり方を再度検討し、特に決裁権限について企業経営上の観点、リスク対策、事業運営の効率性の観点などから簡素化を図り、業務の効率化につなげる。
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具体的課題2
退職や人事異動、育児休暇取得時など、業務の引継ぎに時間をとられ、負荷がかかることが残業の増加要因の一つとなっている。
対策 |
対策の内容 |
人事異動や退職、育児休暇等に伴う業務引継ぎの効率化
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異動や退職、育児休暇等の際に、引継書を作成して上司が承認し、業務の引継ぎが行われているが、さらなる効率化に向けて、実施方法の改善を図る。
引継書は、業務全体が俯瞰できるものとし、業務の流れ、社内外の関係者とのつながり等を明示する。資料については、資料一覧と格納先をリストアップし整理しておく。
引継書の作成については、過去に作成したものをベースに、半期や四半期、プロジェクトの節目などに、引継書の改訂を行っておくことにより、引継ぎ時の負担軽減を図る。
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具体的課題3
日中は社外で業務を行い、事務処理等のために会社に戻る必要がある。
対策 |
対策の内容 |
在宅勤務制度の導入
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在宅勤務制度は、働き方の選択肢を増やすことにつながり、効率的な業務遂行にも資するものであることから、積極的に導入を推進する。
まずは試行的に実施し、その結果を踏まえて改善点など盛り込んだ上で正式な制度として導入する。また、導入に当たり、自宅や外出先等からでも労働時間の自己申告を可能とすることで、労働時間の適正な把握を実施する。
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事務処理の締切の設定の見直し
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営業の事務処理について、営業担当者が顧客先から会社に戻った後にデータ入力の業務が発生することが、所定外労働の発生要因となっている。所定外労働にならないようにするためには、データ入力の要否を検討し、データ入力が必須である場合は、入力処理を翌日朝に持ち越すことも含めて検討する必要がある。ただし、翌日の営業活動を始める際の検討に必要な情報である場合には、多様な労働時間の仕組みを活用して、朝の出勤時間を遅くしたシフトを採用することなどにより、所定外労働が発生しないように工夫する。この場合には労働組合又は労働者代表との間で十分意見交換を行った上で導入する。
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具体的課題4
工事系業務に従事している社員は、日中は現場、夕方から事務処理を行うため、特に長時間労働が常態化している。
対策 |
対策の内容 |
事務処理業務の効率化
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現場業務の終了後に実施する事務処理業務について、文書作成の内容を必要最小限に絞ることや、チェックリスト方式を採用するなど業務時間の削減につながる手法の導入を検討する。その上で、帰社後の事務処理時間を、例えば1時間以内に終えるなどのルールを設定し徹底することで、所定外労働の抑制に向けた工夫を行う。
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アウトプットの品質を過剰に追求する
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具体的課題1
職人気質で効率よく仕事を行うことがあまり得意ではなく、時間効率性の意識の低い社員が多い。
対策 |
対策の内容 |
現場の仕事の進め方の改革、効率的な業務遂行に向けたインセンティブ付与
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部署としての効率的な業務遂行を評価する仕組みを組織業績評価指標として設定し、部署メンバーへの一時金(ボーナス)などに反映することにより、部署全体での長時間労働抑制の動機付けを行う。例えば、売上に対する人件費を含むコストの削減率、時間あたり売上高等とする。
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具体的課題2
企画業務に関しては、成果物の質の水準が明確でないものもあり、残業を増やす要因となっている。
対策 |
対策の内容 |
仕事の完成・成果の基準の明確化
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必要最小限の業務時間で一定の品質を達成するためには、仕事の完成・成果の基準を明確に示すことが必要不可欠である。
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具体的課題3
社内向け説明資料について、必要以上に質の高い資料を作成するために、手間がかかっている。
対策 |
対策の内容 |
社内資料の内容について再検討を行い、資料内容の簡素化及び枚数上限設定
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社内資料の内容について、検討を行い、簡素化・標準化や資料枚数の上限の設定について検討する。検討にあたっては、各部署から構成される社内横断的な委員会を作り、各部署から資料の簡素化等に対する意見を収集し、案を取りまとめる。
さらに、取りまとめた案をもとに、担当役員も含め、各資料の関係者との調整を行う。関係者の了解を得るため、必要に応じて従来通りの資料作成にかかるコストと簡素化を行った場合の資料作成コストを計算し、費用対効果の数値を提示して理解を求める。
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必要ではないメール、会議が多い、会議が効果的に行われていない
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優先的な業務の仕分けができていない
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シフト制のため一日単位の休みが取りづらい
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営業目標の設定期間が短い
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IT化(効率化)に対する忌避感がある
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事業の進め方が非効率で、働き方に影響を及ぼしている
仕事量の偏り(部署、時期)
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特定の部署・社員に仕事が集中している
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具体的課題1
特定部門において、年間を通じて業務多忙となっている。
対策 |
対策の内容 |
部門間の業務の平準化と多能工化の促進
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各部門・職種において必要とされるスキル等は異なるが、部門間・職種間で人材を融通しあえる仕組み作りを行うため、業務の平準化や簡素化を行い、基本スキル共有化のための研修、部署間ローテーション等の実施を検討する。
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具体的課題2
特定の研究員に業務が集中している。
対策 |
対策の内容 |
業務領域の拡充を通じた業務集中の是正
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各研究員の専門分野の「タコツボ化」を是正し、専門性を深めつつも、その周辺の専門分野の業務も行えるよう、各研究員の幅を広げるための研修を行う。その際、研究員に業務領域の幅を広げることのメリットを理解させることに配意する。
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具体的課題3
社員各人の業務負荷が把握できていない。
対策 |
対策の内容 |
仕事の棚卸を行う
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仕事の棚卸により各人の業務負荷を見える化し、長時間労働につながる、負荷が重い業務については、業務分担の調整を行い、業務を平準化する。
負荷の軽減はメンタルヘルスにも有効に作用し、また、仕事が棚卸できれば、職務価値の分析、職務評価にも利用できる。さらに、棚卸の結果については、会社への貢献度を評価するための基礎として活用することも期待できる。
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具体的課題4
月の所定外労働60時間以上の社員の上司に、長時間労働是正のための改善報告書を作成・提出させ、役員が確認するルールを設けているが、その後の改善状況のフォローはなく、60時間以上のリストに挙げられている社員は常連化している。
対策 |
対策の内容 |
把握した実態や、状況のフォローアップを進め、改善を推進する
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改善報告書は、報告させるだけではなく、報告後の経過の観察、フォローまで行うことで実効性が確保される。
まず、改善報告書等については、報告の内容の精査が必要であり、具体的には、①原因が的確に分析されているか、②改善対策は分析した原因に対応したものとなっているか、③改善対策は実現可能なものであるか、④改善目標の達成期日は設定されているか、設定された期日に無理はないか、等の点について確認する。
次に、報告した所属長をリーダーとして改善報告書に記載した改善取組内容を承認・実施へ移す。
取組実施後のフォローについては、達成期日後、取組の結果の報告を受けて、効果を挙げていない取組について、その原因を分析して対策を講じる。例えば、該当部署だけで推進することが難しい取組については、企業全体で対策を推進するための体制の整備について検討する。
最終承認者である役員は、部署単独で行われた取組、企業全体で推進すべき取組のどちらも、責任をもって管理・観察する。報告書に記載した取組の結果が未達成であった場合には、役員が上司に説明を求めるなどにより、「報告書の作成までが自らの責務」といった所属長の意識も改革していく。
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具体的課題5
店舗において、責任者であるリーダーの業務が多岐にわたることが長時間労働を招いている。このようなリーダー業務の現状から、女性社員がリーダーへの登用を拒むようになっており、女性社員の登用が進まない。
対策 |
対策の内容 |
リーダー業務の棚卸・他職位への作業分配を行う
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リーダーの業務は、現場スタッフの管理、配達コース管理を含め、自らも配達業務を担うなど、管理業務とスタッフ業務の両方に幅広く従事し、さらに、夜間の電話受付対応も行っているために、他の職位に比べて所定外労働が多い。
このため、リーダー業務の棚卸を行い、「業務の再配置」を検討する(例えば、夜の電話番は、リーダークラスが行うことが必要な仕事なのか、他の社員やアルバイトによる「シフト制」で対応ができないのか等)。
業務量の調整が実施され、所定外労働が削減できれば、女性社員のリーダー職に対する「長時間労働」の印象も変わり、女性リーダーの育成・登用につながる。
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具体的課題6
部署・事業所によって、所定外労働時間数や年次有給休暇の取得状況に差が見られる。
対策 |
対策の内容 |
働き方・休み方優良事例の共有
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部署・事業所ごとの働き方・休み方の実態把握を行い、働き方・休み方の好事例を全社で共有する仕組みをつくる。これにより、各部署・各事業所での働き方・休み方改善に向けた取組の見直しが組織ごとに自律的に行われていくことが期待される。
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周囲の社員が業務を代替しにくい
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具体的課題1
知識やスキルの違いから、職場内で特定社員の仕事を分担できない状況が発生し、仕事が属人化している。
対策 |
対策の内容 |
周辺領域も含めた広めの専門性の育成と業務の標準化
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「任せられる人がその人しかいない」といった状況は、特定の社員の長時間労働や休暇が取得しにくい状況を発生させるとともに、企業にとっても組織運営上のリスクにつながることから、周辺領域を含めた広めの専門性の育成を行う。
また、標準化できる業務については、マニュアル等を作成し、業務の平準化を図る。相互フォローが可能な体制を作ることにより、休暇取得時の業務フォローアップも可能となり、休暇の取得促進の効果も期待される。
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具体的課題2
担当者ごとに取扱う品目が決まっており、担当者がいないと業務が進まない。作業に使用するシステムについても、担当者のコードでシステムに入らないと作業処理できない仕組みになっている。
対策 |
対策の内容 |
システム上の処理にあたり、代理者を設定して処理できる仕組みを導入し、協力体制を構築する
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システム上で担当の代理者を設定し、その代理者が処理できる仕組みを導入して、担当者不在時にも業務を行うことのできる体制を構築する。
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相互フォロー可能な業務遂行体制の構築と、他の担当者との知識・ノウハウの共有
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担当者ごとに取扱う品目の範囲を広げて、他の社員の担当と重なり合うよう設定し、相互フォローが可能な体制を作る。また、他の担当に関する知識・ノウハウなどを共有することで、自身が主担当の業務処理の向上につながることも期待される。
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具体的課題3
担当者と顧客の関係が長期にわたっているため、外出などの際に、別の社員がフォローすることが難しい。
対策 |
対策の内容 |
モバイル機器等の活用
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会社のイントラネットに接続できるモバイルPCなどを社員に支給し、事務所不在時であっても顧客対応ができる環境を整備し、効率よく働けるよう働き方の改善を行う。
なお、相互フォロー可能な遂行体制についても併せて検討する。
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具体的課題4
全社的に「自分の持っている業務を他人に頼む」という考えが根付いておらず、個人で抱え込みがちであるため、部署や会社全体で効率的に業務を進める体制になっていない。
対策 |
対策の内容 |
業務の組織的遂行体制の構築(ペア制など)
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業務を社員一人で抱え込む状況は、その社員が不在になれば担当業務が停滞するなど、会社組織としてリスクを含んでおり、また、業務の抱え込みそのものが働き方・休み方の改善に向けた課題とも考えられる。
そのため、業務を組織的に遂行する体制を整備する。例えば、営業における顧客対応を主担当、副担当等複数で担当することとし、主担当が不在の場合は副担当がバックアップする等、組織的に対応する体制を構築する(ペア制など)。併せて、人事評価において個人業績に加え、部門の業績を評価の対象とするよう検討する。
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複数業務を経験させることで多能工型の育成・業務経験を取得
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個々人が専門家として業務を遂行し、他者が代わりに業務を遂行できない状況を変えるためには、ある程度複数業務を経験させ、多能工型の育成・業務経験の取得を進める。このような多能工型の複数業務が遂行できる育成を行い、併せて、業務範囲を他のメンバーと重複させるなど、協力し合う体制づくりを行う。
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具体的課題5
業務日誌・営業日誌の作成ルールが存在せず、業務記録を作る社員はいるが、それらの情報は共有できていないため、他の社員の仕事を代替できない。
対策 |
対策の内容 |
情報共有を目的とした(簡易な)作業日報等の作成
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作業日報(業務日誌)のフォーマットを定め、全社で作業日報を作成することで、顧客の情報を部内で共有するルールを運用する。助け合いの精神で他の社員のお客様の対応などをフォローしあう組織風土ができれば、休暇が取得しやすい環境づくりにつながる。
作業内容などがある程度項目化できるようであれば、システム化することにより、社外からの報告を簡便にすることも可能である。
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具体的課題6
店長が金銭管理に伴う事業所の施錠管理を行うため、部下が全員退社するまで退社できず、長時間労働となっている。
対策 |
対策の内容 |
店長業務代理責任者を配置する
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同じ店舗内にいる他の一般社員を代理責任者として配置し、代理責任者に店長業務を分担させることで、店長の長時間労働の偏りを改善する。
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部署により繁忙期が異なる
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業務の繁閑に対応した労働時間制度を導入していない
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中間管理職が「プレイングマネージャー」になっている
顧客都合の業務が多く、調整が難しい
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顧客の要求に即時に対応する必要があり、業務量をコントロールするのが難しい
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具体的課題1
自社も取引先も、これまで年次有給休暇の取得を考慮しながら業務を遂行する組織風土がなく、年次有給休暇の取得を考慮した業務の進め方ができていない。
対策 |
対策の内容 |
年次有給休暇取得促進を目的とした取引先との関係見直し
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仕事効率を高めること等を目的として、自社が社員の心身両面の改善等に向けた働き方・休み方改革を推進することについて、取引先企業に説明を行う。例えば、一定期間ごとに自社の年次有給休暇の取得計画を作成し提供するなどにより、取引先に対して配慮と理解を求める。
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具体的課題2
事前の予想が難しい急な発注対応によって過重労働が発生しており、安全面及び健康管理面の観点から、確実に休むことができる仕組みを作ることが必要と考えられる。
対策 |
対策の内容 |
勤務間インターバル制度の導入
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毎日十分な休養をとり、翌日の勤務ではリフレッシュして積極的かつ効率的に働くことができるよう、前日の勤務終了時から翌日の勤務開始時間の間に一定時間(例えば11時間等)を設定する制度(勤務間インターバル制度)を導入する。
顧客との納期やスケジュール等の交渉も必要となることが想定されるが、それも含めて、勤務間インターバル制度で決められた範囲で業務を遂行し、仕事が納期内に終わるよう仕事の進め方などの改革を行う。顧客との折衝にあたっては、過重労働を原因とした事故を起こさないことの重要性について理解が得られるよう、トップを中心として組織的に働きかける。
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具体的課題3
客先常駐の社員に関して、不慮の不具合が発生した場合に残業となることが多く、その際に、顧客の社員が残業しているのに自社の社員だけ残業しないということもできない。また、顧客の仕様変更が少なくないこと、要求レベルが高いことが、業務負荷の要因となっている。
対策 |
対策の内容 |
経営トップによる顧客への働きかけ
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顧客とは共存共栄の道を探る必要があり、一方に負荷がかかり疲弊することは、持続的な関係を阻害する要因となる。
このため、発注者と受注者という関係の下では、現場レベルでの交渉には一定の限界があることから、トップから顧客に対し、スケジュールを十分に確保し、過大な業務の発生を防止するよう、働きかけを行う。
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人材不足
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全社的に社員が少なく、一人あたりの業務量が多い
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具体的課題1
いわゆる「3K」に近い印象を持たれやすい職場であることから、働き方や就労環境の面で求職者から敬遠されている可能性がある。
対策 |
対策の内容 |
家族・求職者向けイベントの企画・仕事内容のアピール
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家族・求職者参加型の社員イベント、取引先協力の下での職場見学等を通じて、社員の家族や求職者へ同社業務の理解を促すとともに、社員にさらに自社への「誇り」を感じてもらえるよう工夫する。
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具体的課題2
人員不足や社員高齢化等により、会社としての将来に不安を抱き、高齢者再雇用の上限年齢を延長する等対応しているが、いずれは運転手の人員確保が難しいことが予想される。
対策 |
対策の内容 |
多様な人材を活用することを目的とした労働環境改善方針の策定と、トップによるメッセージ発信
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運輸業界は人手不足状況にある中で、高齢者や女性の活躍が期待されていることから、人員確保のためには、多様な人材が働き続けることができる労働環境を整備することが必要である。
このため、具体的な労働環境改善の方針を明確化し、トップからその方針について内外に発信することで、労働環境の改善を推進する。
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具体的課題3
人が足りないため休みが取りづらく、プロジェクトが終わってもすぐに次のプロジェクトに投入される。
対策 |
対策の内容 |
プロジェクト節目休暇の導入
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プロジェクト進行中は休暇を取得しづらい状況にあることから、プロジェクト終了後に連続5日の休暇を取得するプロジェクト節目休暇を設ける。さらに、プロジェクトマネージャーや部長など責任者に対し、プロジェクトメンバー全員が必ずプロジェクト節目休暇を取得する前提で受注及び工程計画を作成するよう義務づけることで、プロジェクト節目休暇の取得促進を図る。
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具体的課題4
公休(所定休日)は休めているが、年次有給休暇は主に急な病気休暇等でしか休めない。
対策 |
対策の内容 |
人員不足に対する応援体制ルールづくり及び連続休暇制度の導入
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人手不足により、年次有給休暇の取得が進まない場合には、制度として連続休暇制度の導入を検討する。
現状の人員体制のままで連続休暇制度を導入するのが難しい場合は、配置や業務内容、役割の見直し、増員など、休暇取得を可能にする方策を検討する。連続休暇の対象としては、非正規労働者も含めるなど、正規・非正規労働者間に、不公平が無いような運用を行うことも検討する。
オペレーションが標準化されており店舗間で人員応援ができるのであれば、年次有給休暇の取得者の代替要員としての応援にも拡充することにより、年次有給休暇の取得促進に有効に活用できる。
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具体的課題5
現状、年初に立てた計画に基づく休暇以外の休暇は取得しにくい。
対策 |
対策の内容 |
年間計画に部門毎の閑散期の年次有給休暇取得促進計画を盛り込む
閑散期などを中心に年次有給休暇の計画的付与制度導入
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年間計画に沿った休暇以外の休暇取得が難しい場合、その年間計画に、部門毎の閑散期における休暇設定を行う。
閑散期を中心に、年次有給休暇の計画的付与制度を活用し、飛び石連休の間の出勤日を取得推奨日として連続休暇とする等、年次有給休暇の取得しやすい環境を作る。
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具体的課題6
ノルマ達成に追われており、時間あたりの成約率を高めるための工夫がされていない。
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対策の内容 |
成約率を高める手法の検討・共有
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成約率を高める手法を開発するため、顧客の選別の仕方を経験則ではなく、形式知として伝えていく。そのため、効率の良い営業活動を行っている事例を収集し、その要因を分析して社内で共有する。
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一部の部署・店舗の社員が少なく、一人あたりの業務量が多い