株式会社トヨタレンタリース鹿児島
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
株式会社トヨタレンタリース鹿児島
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所在地 |
鹿児島県鹿児島市
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社員数 |
134名
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業種 |
サービス業
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取組事例
取組の目的 |
お客様に最高のおもてなしを提供することが社会貢献につながり、自分自身と会社の成長につながっていく。お客様に最高のサービスを提供するために、社員自身も働きやすい美しい職場環境づくりを行っていく。
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取組の概要 |
〈現在の取組〉
○トップメッセージ 顧客の満足度を向上するために、まずは社員の満足度を向上し、働きやすい職場環境の形成を目指す。 ○年次有給休暇の取得促進によるワーク・ライフ・バランスの実現 年間休日は105日であるが、年次有給休暇等を利用し、ワーク・ライフ・バランスを実現し働きやすい職場環境を形成するために、社員の生活に配慮して、特に以下のような年次有給休暇の取得促進を進めることや、トップ自ら声掛けをするなど取りやすい雰囲気作りを行っている。 ・社員が病気療養する際の長期休暇 ・家族の病気や親の介護における休暇 ・子供の学校行事における休暇 ○所定外労働の削減 社員の仕事が終了したら、上司が残って仕事をしていても気軽に退社できる職場とするため、管理者自ら各部署を回って定時退庁を呼びかけるなど、早く帰りやすい雰囲気作りに努めている。 ○ノー残業デーの定着 平成22年4月から社員の子どもの誕生日を「ノー残業デー」とし、あらかじめ勤務表で周知し、早い時間に帰宅できるように上司や同僚が配慮している。 ○繁忙期における応援体制の実施 レンタカーの繁忙期(盆・正月・ゴールデンウィーク等)は、鹿児島県内の全社の応援体制を構築し、忙しい営業所にスタッフを派遣して、レンタカースタッフの所定外労働が増えない工夫をしている。 ○育児休暇制度の取得 管理者自らが声掛けを行うなど社員全員が育児休暇を取りやすい雰囲気を作っているところ現時点では対象となる女性社員については全員が取得している。また、休暇中の社員に対し必要に応じてコミュニケーションを図り、会社に対する信頼と安心を与えることを心がけ、効果を上げている。 ○社員の家族への余暇のサービス 社員の家族に対し、家族で楽しめるコンサート、観劇、展覧会等のチケットを無償配布しており、年次有給休暇等を有意義に過ごせると好評を得ている。 ○社員とその家族の健康面の配慮 平成22年11月から社員と同居する家族全員に対し、インフルエンザワクチン接種を促し、その費用を全額負担している。社員、及び家族の発病は、会社全体の業務に関わってくる危険性もあり、社員も理解と感謝を示している。すでに社員に禁煙を勧める活動については積極的に取り組んでいるが、今後は改正労働安全衛生法に基づくストレスチェックをはじめ、社員がさらに健康に働ける諸施策を講じていく。 〈今後の取組〉 ○ノー残業デーの更なる取組 更に社員が早く帰れる環境を整備するため、週1回のノー残業デーが可能かどうか総務部で検証して、その導入を図る。 ○育児休暇の更なる取組 女性については、不安となる休業時のフォローを丁寧に行うことで、必ず取得率100%とする。また男性については、まだ取得が進んでいないことから、管理者自ら取得を進めていくなど、その取得に向けた取組を進める。 ○余暇サービスの充実による年次有給休暇の更なる取得 社員の家族に対するコンサートなどのチケットの無償配布を充実し、今後もより多方面の企画を提供することで年次有給休暇等の取得促進を図る。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○社員の声
・病気で長期療養することとなったが、長期療養制度を利用して安心して療養に専念し、無事に職場復帰を果たすことができた。会社に対する信頼度もアップし、仕事に対するモチベーションも高まった。 ・子供の学校の運動会や学芸会に参加することにより、親子のコミュニケーションが図れ、ワーク・ライフ・バランスに寄与するとともに、仕事に対するモチベーションも向上した。 |
(H27.7)