青木電気工業株式会社

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク
  • 勤務間インターバル
  • 選択的週休3日制
  • ワークエンゲージメント

企業情報

青木電気工業株式会社
企業名
青木電気工業株式会社
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所在地
愛媛県松山市
社員数
14名
業種
建設業

取組事例

取組の目的
当社では、働き方改革の推進と休み方の充実を重要な経営課題と位置づけています。この背景には、社会全体で多様な働き方が求められている中、社員一人ひとりが心身ともに健康で、長期的に活躍し成長できる職場づくりを目指すという強い思いがあります。働き方や休み方の見直しは、社員のワーク・ライフ・バランスを向上させるだけでなく、企業としての競争力や生産性の向上、さらには成長にもつながると考えています。
取組の概要
<現在の取組>
○トップメッセージ
・私たちの会社は、社員一人ひとりが心身ともに健康で充実した生活を送ることを大切にしています。働き方と休み方の見直しを通じて、社員一人ひとりが活き活きとやりがいを持って働けるようサポートし、長期的な成長を支援していきます。これからも共に成長し、より良い職場づくりを目指していきます。

○所定外労働時間の削減
・当社では残業時間数に応じて一定額の手当が支給される健康増進手当を導入しています。この取り組みは、残業を削減し、社員が健康的なライフスタイルを維持できるようサポートすることを目的としています。また、余暇の充実やリフレッシュを促進することで、所定外労働の抑制にもつながると考えています。社員一人ひとりが心身の健康を保ちながら、より効率的に働ける環境づくりをしています。

○年次有給休暇の取得促進
・入社時に有給休暇を3日付与しています。これにより、新入社員が早い段階で心身のリフレッシュを図ることができ、体調を整えたり、趣味の時間を取ったりすることが可能になります。また、当社では有給休暇を半日単位や時間単位で取得できる制度を導入しており、社員がより柔軟に休暇を取れるよう配慮しています。これにより、仕事とプライベートのバランスを取りやすく、健康的に働ける環境を提供しています。


○助成金を活用した勤務間インターバル制度(11時間)の導入
・当社では、社員の健康管理と働きやすい職場環境の整備を目的に、勤務間インターバル制度を導入しました。この制度により、業務終了後から翌日の業務開始までに最低11時間の休息時間を確保しています。導入にあたり、厚生労働省の助成金を活用し、スムーズな制度運用を実現しました。この取り組みは、社員の心身の疲労回復を促すだけでなく、仕事の効率向上や職場全体の生産性アップにも繋がっています。

○年間休日数の増加
当社では、社員がより働きやすい環境を整えるため、年間休日数をこれまでの100日から105日に増加させました。また、数年後には年間休日を120日まで拡大することを目指しています。この取り組みは、社員のワーク・ライフ・バランスの向上と心身の健康を支えることを目的としています。休日をしっかり確保することで、仕事の効率や生産性を高め、社員一人ひとりが充実した時間を過ごせるよう努めてまいります。これからも、社員の働きやすさを追求し、さらなる改善を進めてまいります。

○データの共有やICT化の推進
具体的には、クラウドサービスであるOneDriveを活用したデータの共有と一元管理を行っています。これにより、現場からでも、またどこからでもアクセスできる環境が整い、作業や確認を効率的に進めることが可能となりました。

○福利厚生の充実
当社では、社員の福利厚生を充実させるため、松山市の「勤労者サービス」に加入しています。このサービスでは、映画割引や宿泊施設の割引、健康診断助成金など、社員の生活をサポートする多くの特典があります。これにより、社員の余暇や健康維持が促進され、モチベーション向上とともに企業全体の成長にも貢献できると考えています。

<今後の課題・取組>
さらなる働き方の改善を目指して、次のことに取り組みます。
・年間休日数の更なる増加
将来的には年間休日120日を達成し、社員の健康をさらに支援できる環境を整える予定です。
・労働時間のさらなる効率化
仕事の効率化と生産性向上のため、ICTを駆使した業務改善をさらに進め、残業時間の削減を促進していきます。
・社員満足度向上のための取り組み強化
福利厚生や教育・研修体制のさらなる充実を図り、社員一人ひとりが長期的に活躍できる環境を提供します。
現状とこれまでの取組の効果
・健康管理と生産性の向上
勤務間インターバル制度の導入や時間外労働削減により、社員の心身の疲労回復が進み、作業効率や職場全体の生産性向上に繋がっています。

・ワーク・ライフ・バランスの向上
年間休日数の増加や柔軟な有給休暇取得制度により、社員がプライベートの時間を大切にし、心身の健康を維持できる環境を整えています。また、育児短時間勤務制度を活用することで、仕事と子育てを両立する社員をサポートする体制を構築しています。

・社員満足度の向上
福利厚生の充実や健康増進手当の導入が、社員のモチベーション向上に繋がり、企業全体の成長にも寄与しています。
(R7.3)

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