株式会社廣貫堂
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
株式会社廣貫堂
|
---|---|
所在地 |
富山県富山市
|
社員数 |
541名
|
業種 |
医薬品製造業
|
取組事例
取組の目的 |
「充実した人生を送るために、みんなで語るワーク・ライフ・バランス」をスローガンに、「働きたい会社」の実現に向けて、仕事と生活が両立でき、意欲的に仕事に取り組めるような職場づくりをすることを目的としている。
|
---|---|
取組の概要 |
〈現在の取組〉
○ トップメッセージ 当社は社会に対してどのような価値を残せるか、という観点から企業活動を展開し、まず、社員から信用と信頼が寄せられる会社である、と同時に、「働きたい会社」であることが必要と考え、これらの実現が社員の生きがいや人生の喜びに結びつくものと考えている。一方、これらの実現には、社員一人ひとりが仕事と家庭生活における責任をきちんと認識し、両方の責任を果たすことがワーク・ライフ・バランスと考えている。 ○ 働きやすい環境づくりと意識改革に対する取組 ・長時間労働の削減と年次有給休暇の取得しやすい環境づくりのためには、仕事のメリハリが重要であるとの認識を共通のものとするため、毎週水曜日をノー残業デーとしている。 ・管理職の意識改革を図るため、管理職研修で、トップメッセージの周知や36協定などの労働時間に関する法定基準の再確認を行っている。 ・職階・部署・男女間で、業務態勢・労働観など働き方に対する共通の認識と相互の理解が得られるよう、経営者との「公開討論会」の開催など意見交換を図る場を積極的に設けている。 ・社員の意見・ニーズを把握し、既存の制度見直しや新たな制度の導入を図るため、働き方に関する定期的なアンケートや提案制度を実施している。 ○ 年次有給休暇の取得率の向上に対する取組 ・年次有給休暇の取得率の向上を図るため、3か月ごとに1日、年間4日間の計画的年次有給休暇の取得制度を設けている。 ○ 女性管理職の登用 ・社員の約4割を占める女性の活躍推進を図るため、管理職への積極的登用を図っている。 ○ 心と身体の健康 ・労働時間を含めた労務管理状況を経営トップに報告し、改善、指導を行うため、定期的な内部監査を実施している。 ・1か月60時間を超える時間外勤務者に対しては、産業医による面接及びメンタルヘルス相談を実施している。 〈今後の取組〉 ○ 時間外労働のさらなる削減に努める。 ○ 5年後(平成32年)の年次有給休暇の取得率70%を目標に、取得促進に努める。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○ 年次有給休暇の取得率が6年で約20%UP。
取得率59%(平成25年度) ○ 執行役員女性2名を含む女性管理職登用 女性管理職比率 3%(平成20年)→13%(平成27年) |
(H27.5)