四国計測工業株式会社

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク
  • 勤務間インターバル
  • 選択的週休3日制

企業情報

四国計測工業株式会社
企業名
四国計測工業株式会社
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所在地
香川県仲多度郡多度津町
社員数
811名(2020年9月現在)
業種
電気機械器具製造業

取組事例

取組の目的
生産性・創造性の向上を図るとともに、従業員のやりがいと健康増進を両立させた「健康経営」を目指し、働きやすい環境の整備に努める。
取組の概要
<現在の取組>
○ トップメッセージ
次のとおり働きやすい環境を整備することにより、生産性・創造性の向上を図るとともに、従業員がそれぞれのやりがいと健康増進を両立させ、心身ともに健康な働き方ができるよう「健康経営」を目指します。

○ 所定外労働時間の削減
1 実態把握等
・入退室データによる従業員の勤怠管理(従業員の申告時間とのチェックを行い、一定時間乖離している場合に確認)
・従業員の時間外労働時間数が一定時間になった場合に、勤怠管理者に注意喚起メールを配信(特定の従業員に、継続して長時間労働が認められた場合には、上長への聴取を実施)
2 制度・仕組み
<働く時間を選ぶ>
●スライド勤務制度(2018年10月試行、2019年4月導入)
勤務時間について、始業時刻8:40、終業時刻17:20を基本として、前後に30分単位で最大1時間までスライドすることが可能(休憩時間は、いずれも12時から13時)。
事由も問わず(業務に支障がないことが前提)、頻度も問わないが、従業員本人からの申請に基づくものに限ることとしている。
<働く場所を選ぶ>
●在宅勤務(2020年5月導入)
育児(小学校3学年が終了する3月末までの子)、介護を行う従業員、傷病等により出勤が困難な従業員等を対象に実施。
なお、勤務時間(スライド勤務併用可)、休憩時間は、通常勤務と同じ。
●サテライトオフィス勤務(2020年3月導入)
本社が香川県仲多度郡多度津町にあることから、高松市内にサテライトオフィスを設けて、月8回を上限に、従業員のサテライトオフィス勤務を認めている。
なお、勤務時間(スライド勤務併用可)、休憩時間は、通常勤務と同じ。
<IT技術の活用による業務の効率化>
●ペーパーレス会議システム、RPA、ワークフローシステム(2019年度導入)
タブレット端末を導入し、会議資料の印刷を廃止。社内主要会議を全てペーパーレス化した。また、定型業務を自動化するRPA、申請・決済業務を電子化するワークフローシステムを導入した。
3 職場風土の醸成
●ノー残業デーの実施(毎週水曜日)
●各事業所の巡回による適切な労務管理の徹底周知
(2020年度は11月5日~19日実施)

○ 年次有給休暇の取得促進
1 年次有給休暇(付与:4月1日)について、事業場ごとに「有給休暇取得管理簿」で管理を行い、時期と取得日数に応じて、従業員および所属長に警告メールを送信
  例:・9月30日時点で、年次有給休暇の取得が1日未満の従業員
    ・2月末時点で、年次有給休暇の取得が5日未満の従業員 など
2 時間単位の年次有給休暇制度の実施(2018年10月導入)
  取得単位は1時間として、1日に複数回取得可能で、半日休暇との併用も可能。
現状とこれまでの取組の効果
●所定外労働時間数は、次のとおり削減できている。
 2015年度:18.9時間/月 → 2019年度:13.3時間/月
●年次有給休暇は、次のとおり取得日数が増加している。
 2015年度:10.5日/年 → 2019年度:13.4日/年
(R3.1)

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