賀谷セロファン株式会社
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
賀谷セロファン株式会社
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所在地 |
石川県白山市
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社員数 |
76名(男性54名 女性22名)
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業種 |
印刷・加工業
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取組事例
取組の目的 |
健康で安心して働ける職場環境の実現を目指すため、残業時間の削減と年次有給休暇の取得率の向上、女性の活躍推進を図り、労働生産性の向上を目的に取り組みます。
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取組の概要 |
<現在の取組>
〇トップメッセージ 当社は、従業員が心身ともに健康で安心して働ける職場環境の実現と、一人ひとりが自らの働き方を主体的に改善し、働き方改革を推進していくことが企業の持続的な成長と従業員の安定した生活に結び付くと考えています。 〇長時間労働の解消に向けた取組 印刷作業員ひとりあたりの月の残業時間13.6h(H29年)を、10時間以下に削減することを目標に作業員を増員し、生産現場での2交代制を、入出荷作業員の印刷後の工程に合わせたシフト制に変更しました。設備投資として、業務のIT化とマテリアルハンドリングを導入。IoTの活用によって、印刷機本体からデータを抽出することができるようになり、入力作業を削減でき事務の合理化に成功しました。また、毎月、現場責任者による生産性向上部門会議を開催し、その取り組みは毎月の幹部会で進捗状況を報告しています。 〇意識改革と業務の効率化 業務は会社内という既成概念を打破し、外出先でも作業ができる環境整備に着手し、将来のテレワーク導入につなげています。営業社員にタブレット端末を支給し、外出先からのサーバーへのアクセスを可能とすることで、空き時間を利用して営業日報等の入力やチェック、メールやFAXの確認を可能としました。また、会議資料はタブレットを使用し、FAXも出力せずサーバー内に保管することによって、ペーパーレス化が促進されました。 〇年次有給休暇の取得促進の取組 有給休暇の取得率を向上させるために、一人11日以上を目標に、毎年10月と1月に当該年度の未取得者に対して、取得を促すとともに、所属長に対し、課員の休暇取得について配慮するように通知をしています。また、平成27年より、社員本人や家族の誕生日や記念日のための「アニバーサリー休暇(年2日)」を導入しました。 〇女性活躍推進の取組 女性の活躍促進に向けて、女性管理職(係長)を登用しました。現場の業務は、重量のあるものを扱う業務が多いなど、女性が活躍する上では改善していかなければならず、業務改善に対しても、女性の目線を大切にすることにしました。 〇外部コンサルタントの導入 一般社団法人石川県経営者協会主催の働き方改革塾に参加し、働き方改革塾アドバイザーの指導の下、生産性を向上させるという経営的側面と労働者の働きやすい労働環境を整備するといった側面から、経営者、従業員の双方がどのように参画していくのかを学び実践し始めました。 〇人材育成の取組 女性活躍推進のために、女性職員に対して外部啓発セミナー等への積極的な参加を促しており、セミナー等の受講を通じて、リーダーとしてのスキルや考え方、他社の取組等を学びながら自身のモチベーション向上と女性が働きやすい職場づくりの推進につながることを期待しています。 <今後の課題・取組> SDGs(持続可能な開発目標) の取組に参画すべきかを検討するため、関連のセミナーに参加しました。17の項目のうち、すべての人に健康と福祉、ジェンダー平等の実現、働きがいも経済成長も、つくる責任つかう責任など何かしらの取組みと働き方改革をコラボできればと考えています。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
・労働者のひと月当たりの平均残業時間
2018年度実績 6.7時間 2019年度実績 1.9時間 ・年次有給休暇の取得日数 2018年度実績 11.0日/年 2019年度実績 12.4日/年 令和 元年 8月 全国健康保険協会石川支部「かがやき健康企業」認定 令和 元年 9月 いしかわ男女共同参画推進宣言「女性活躍加速化クラス」 令和 2年 2月 健康経営優良法人2020(中小規模法人部門)認定 |
(R2.4)