丸井織物株式会社

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク
  • 勤務間インターバル
  • 選択的週休3日制

企業情報

丸井織物株式会社
企業名
丸井織物株式会社
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所在地
石川県鹿島郡中能登町
社員数
308名
業種
製造業

取組事例

取組の目的
丸井グループにかかわる全ての人びとが仕事を通して人間成長を図り、豊かで健やかな人生を創りあげることを企業理念としており、企業全体が変化・成長していく時期に来ています。新たなチャレンジとして「モノづくりとITの融合」を図り、若い従業員がやる気さえあればチャレンジできる環境、仕事からプライベートまで不安や悩みを何でも相談できるような職場及び従業員のワークライフバランスを創造することを目的としています。
取組の概要
<現在の取組>
○トップメッセージ
会社全体が長時間残業をせず、有給休暇の取得率を高め、柔軟な働き方をすることが当たり前だという風土を定着させて、『スピードと徹底』で、従来の流れに流されることなく、変革を続けていきたいと思います。

○長時間労働の解消に向けた取組
①月1回のノー残業デーを確実に実施するため、実施日を各課で定めることとし、各課の繁閑を考慮できる柔軟な制度とした。2018年(1~12月)における各課で定めたノー残業デー実施日の実施率は95%であった。
②残業を厳格に管理するため、残業は残業指示書により、事前に理由を付して上司に申請し実施することとした。

○年次有給休暇の取得促進の取組
①計画的付与制度を活用し、年8日以上の取得を目標・実行することとしている。事前に労働者に希望日を提出してもらい、上長が調整を行うこととし、業務の偏りが起こらないようにすることで実効性を高めている。
②バースデー休暇制度、結婚休暇制度、リフレッシュ休暇制度を設けている。

○女性活躍推進の取組
→女性管理職の育成に努力しており社内研修や外部講師を招へいし、女性の働きやすい環境を目指している。
○生産性向上への取組
→社内イントラネットを利用し、稟議書や各種申請書の電子決済化、FAXのペーパーレス化等に取り組んでいる。

<今後の課題・取組>
○計画的付与制度を8日とすることで、社内に年次有給休暇取得だけでなく、残業の削減においても気運が高まり、時間外労働時間も適正化を図っている。併せて、いしかわ健康宣言企業として認定され、健康経営の一環として、労働者の健康保持を目的とした勤務間インターバル制度の導入も検討している。
○今後も業務効率化を進め、時間外労働時間の1割削減、年次有給休暇の8日以上の取得者の割合100%(2018年実績:全社員の81.7%)を目標とするなど、さらなる改善に取り組みたい。
現状とこれまでの取組の効果
○時間外労働時間数
2017年 月平均17.12時間 → 2018年 月平均15.93時間
(H31.2)

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