株式会社スギヨ

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク

企業情報

株式会社スギヨ
企業名
株式会社スギヨ
PDF
所在地
石川県七尾市
社員数
833名
業種
製造業

取組事例

取組の目的
働き方改革は大きなチャンスと捉えている。これまでは取引先の都合や業界の事情等もあって取り組めなかったが、業界をはじめ、従業員の意識も変わり始めており、長時間労働の削減及び女性活躍の推進に取り組んでいる。「長時間労働を削減し、心身ともに健康な社員が喜びを持って仕事に携われる企業」を目指したい。
取組の概要
<現在の取組>
○トップメッセージ
県内の有効求人倍率が2倍を超える中、人材確保がより一層難しくなっている。人材不足が原因で、営業時間を短縮したり、取引を縮小させたりするなど、苦境に陥っているケースは枚挙にいとまがない。「働き方改革」は知恵を磨き上げる「生き残り改革」であることを肝に銘じ、業務の進め方を根本的に改革し、劇的とさえ言える効率化を追求したい。

○長時間労働の解消に向けた取組
①ノー残業デーを週に複数回設けることにした。従業員の残業削減への意識が高まり、その曜日はもちろん、ほかの曜日についても効果が期待できる。
②製造部門はシフトを効率的かつ綿密に組むことや個人差を解消するための工程の改善・多能工化(それぞれの従業員が複数の製造ラインをローテーションする)を実施している。

○女性活躍推進の取組
①今から5、6年前より、女性社員に管理職養成研修に参加させるなど、女性活躍の推進を積極的に進めている。
②育児休業後の短時間勤務の上限を法定の「子が3歳まで」から「子が小学校就学の始期に達するまで」に延長した。

○事務・管理部門における業務効率化への取組
①キャッシュレス
これまで経費の立替え等を現金で直接手渡していたが、振込・コーポレートカードで決済することとした。これにより、捻出された経理担当者の時間は、売掛金の管理や信用調査等の与信管理に専念するための時間となった。
②TELレス
名刺に部署の電話番号・携帯番号のみを記載し、代表電話番号を記載しないこととした。効果として、総務担当者の代表電話の取次業務を縮減することができた。
③ペーパレス
稟議書・名刺注文のワークフロー化(電子決済)で業務効率が高まったほか、規程集を電子化することで、どこの部署からも閲覧可能となり、総務部が問い合わせやその応対に追われることが少なくなった。また、給与明細書を電子化・クラウド化し、各自がウェブ上で確認することとしたことにより、紙での印刷、封入、配付という作業が不要となった。

○高年齢者の活用の取組について
65歳以降も元気に働ける職場づくりを目指して、高年齢者の再雇用後の継続雇用を進めているほか、各人の要望に合わせた勤務体系や安全対策等に配慮した施設環境の整備の充実を図っている。

<今後の課題・取組>
○更なる長時間労働の削減のためにロボット等の導入も検討しており、AI、IoT、ビッグデータの活用についての講師を招へいするなど知識の向上に努めている。
○女性の育児休業取得率は100%であるが、今後は男性社員の育児休業取得率を向上させる。
○男女ともに子の看護休暇の積極的な利用を推進する。
現状とこれまでの取組の効果
○事務管理部門での3つのレス活動によって、業務の効率化を図ることができた上、他の部署(事務・管理→製造)への応援をすることで、業務の平準化へとつながり、会社全体の働き方改革に対する気運が醸成された。
○女性管理・監督職(主任・班長クラス)も増え、現在30人ほどとなっている。なかには、上級管理職(次長・課長クラス)に昇進した者もおり、今後も更なる育成を図る。
(H31.2)

事例を評価する