株式会社デンソーエアクール
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
株式会社デンソーエアクール
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所在地 |
長野県安曇野市
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社員数 |
636名
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業種 |
建設業
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取組事例
取組の目的 |
○『自然と人を大切にし 「五つの喜び」の追求を通じて 人々の幸福に貢献する』の基本理念、及び経営方針のひとつである『「かけがいのない人」を育て、「かけがいのない企業」となる』の下に、「多様な社員が心身ともに健康で安心して働ける職場の実現」を目指している。
○労使協働で年次有給休暇の取得促進に取り組んでおり、今年の目標として「年次有給休暇取得10日未満ゼロ」を目指している。 |
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取組の概要 |
<現在の取組>
○トップメッセージ 会社にとって「かけがいのない社員」がイキイキと働き、自然豊かなこの長野県で、心豊かな暮らしができるよう働き方改革に取り組んで行きます。 ・残業の低減、有給休暇の取得促進等によるワーク・ライフ・バランスの促進 ・多様な人材が集い活躍できる職場環境づくり ・社員が安心してイキイキと活躍できる、育児・介護などの制度充実 ・健康で明るく働き続けられる健康経営の実践 ○所定外労働時間の削減の取組 ①定時退社日:毎週1回(金曜日) ②19時以降の残業実施手続の厳格化 19時以降残業を行う場合、上司と業務内容の確認を行い、上司が残業実施者をシステムに登録。管理職による巡回も実施。 ③コアタイムのないフレックスタイム制の導入 ○年次有給休暇の取得促進の取組 ①「働き方委員会」の設置:平成28年度に働き方改革に会社として本気で取り組む。労働組合執行部、代議員、人事役員、管理者、女性社員など20名弱で構成。データ分析・社内の声の吸い上げ実施、数値目標や取組の進め方などを検討し、結果を経営層に上げて審議。 ②年間取得計画の策定・実行:10日以上の年次有給休暇を取得するための「年間取得計画」を各自策定。計画通りに取得できない場合は即時計画を変更し、確実に全社員10日以上の取得を目指す。 ③メモリアル休暇:年次有給休暇の取得促進策の1つ。「取得のきっかけがわからない」「休んでも何をしていいかわからない」と考えている社員に対するきっかけづくり。「自分自身にとっての記念日」であれば何でもよい。また、取得日数の上限も設けていない。 ④失効年休積立保存制度:失効した年次有給休暇のうち毎年5日まで積立可能、保存日数の上限は20日。業務外の傷病による休業、介護休業、子の看護休暇・介護休暇、妻の出産による休業のほか、外部研修等自己啓発目的にも取得可能。 ⑤年次有給休暇の計画的付与:毎年5日間 ○女性活躍推進等の取組 ①育児・介護休業者の人事制度見直し: 育児・介護による休業期間が、人事考課や昇格基準の判定の際に不利益にならないよう制度を改定。 ②女性採用の強化: 新卒採用のうち、女性採用割合目標を20%に設定。 ○正規雇用転換等の取組 「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」も活用しながら、毎年1回、登用試験を実施。 毎年5名程度、期間社員(有期契約社員)から正社員に転換している。 また、派遣社員についても、毎年5名程度、期間社員として直接雇用を実施。その後登用試験合格者を正社員に転換している。 <今後の課題・取組> ○所定外労働時間の削減について、短期間で効果は出ているが、さらに踏み込んで取り組む必要がある。 ○年次有給休暇の取得促進について、今年の取組後の効果分析等を踏まえ、来年は「取得日数の倍増」を目指したい。 ○高齢者がより働きやすい職場環境整備のため、高齢者の身体・体力に配慮したライン・機器の導入を現在検討している。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○ 1人当たりの月間平均時間外労働時間 : 月23.8時間(平成29年度)
○ 年次有給休暇の平均取得日数 : 15.3日(平成29年度) ○ 女性採用の強化 : 新卒入社の女性比率24.0%(H30実績6名) ○ 育児・介護を理由とした退職者 : 0名 ○ 男性社員の育児休業取得実績 : 2名 ○ 介護休業利用実績 : 2名 ○ 契約社員の正規雇用転換実績 : 毎年5名程度(H29実績5名) ○ 障害者雇用率 : 2.37% ○ 65歳超の雇用者数 : 1名 ○ 平成25年・28年 「くるみん」取得 ○ 平成28年 長野県「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証取得 ○ 平成29年健康経営優良法人 ホワイト500認定 |
(H30.6)