KIGURUMI.BIZ株式会社
事例カテゴリ
- 所定外労働削減
- 年休取得促進
- 多様な正社員
- 朝型の働き方
- テレワーク
- 勤務間インターバル
- 選択的週休3日制
- ワークエンゲージメント
企業情報
企業名 |
KIGURUMI.BIZ株式会社
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所在地 |
宮崎県宮崎市
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社員数 |
31名:正社員19名/契約社員数5名/パートタイムスタッフ数7名
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業種 |
製造業
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取組事例
取組の目的 |
弊社のモットーである「こちら側の笑顔」「向こう側の笑顔」を実現させるため、まずは社員にとって働きやすい労働環境をつくる。
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取組の概要 |
〈現在の取組〉
○トップメッセージ 自分たちの作り出す商品やサービスで、誰かを幸せにしようと思ったらまずは自分たちが幸せである必要がある。それは最終商品やサービスに必ずあらわれる。 様々な特性(独身者、シングルマザー、共働き、最年長者)の社員で構成した職場意識改善チームで検討したことを反映させ、誰もが働きやすく能力を発揮できる職場づくりを目指す。 ○始業終業時刻の弾力化 所定労働時間は、現在、8:00~16:00、9:00~17:00、9:30~17:30の3パターンがあり、社員は自由に選ぶことができる。保育園の送迎時間や通勤バスのダイヤに合わせて活用している社員が多い。今後も要望があれば、新しいパターンを検討する。 ○所定外労働時間の短縮 火曜日と金曜日、毎月19日(育児の日)はノー残業日としている。 残業、早出ともに上司への事前申告、承認を手続き化して、真に必要な時間外労働だけを命じることで所定外労働時間の短縮につなげている。 ○年次有給休暇取得促進の取組 お誕生日年休制度を設け、従業員自身の誕生日はもちろん、家族や恋人の誕生日であっても年休を取れるようにして、年次有給休暇の取得促進を図っている。 年休カレンダーを掲示板に貼ることで、お互いの休暇予定が分かり、仕事とのバランスをはかりながら休みやすい環境を整備している。 正社員の場合は通常の年休に加え、特別休暇である育児介護有休を就学前の子供1名につき1年に5日取得することができるようにしている。 ○子連れ出社制度 例えば保育園が休園した場合、小学校の夏休み、あるいは、子どもがケガや病気だが病児保育園に預けるほどではない場合などに、子連れ出社することを認めている。 ○社内情報の共有化 フェイスブックに社員だけが閲覧できる非公開グループを設定し、会社からの伝達事項のほか、売上、商品、技術などの情報をアップしているので、会社の現状を社員の誰もが知ることができる。 また、社員が商品製作上のヒントを掲載することで情報の共有を図り、業務に生かす取組なども行っている。 これらは、産前産後休業や育児休業で休んでいる社員のスムーズな現場復帰にも役立っている。 〈今後の取組〉 ○平成29年2月から、所定労働時間の弾力化に取り組む。 これまで正社員の所定労働時間は1日7時間だったが、「もっと仕事をしたい」という若い世代からの要望もあり、1日8時間の勤務パターンを増やした。社員は始業・終業時刻や所定労働時間を、自分のライフスタイルに合わせて選択することができる。 ○自らの病気療養と仕事の両立を図る社員や、介護が必要な家族を抱える社員等にとって働きやすい環境を整備する。 ほとんどの社内情報をクラウド化し、またスカイプを活用する事で、工場間やクライアントと同時に必要なデータをやり取りしながら、会議や打ち合わせを行うことが可能であり、また出張先から会議に参加することも可能となっている。 この環境を自らの病気療養と仕事の両立を図る社員や、介護が必要な家族を抱える社員等のテレワークに活用すべく、現在試行を実施している。今後、問題点の洗い出しを踏まえて正式にテレワークを始めることとしている。 |
現状とこれまでの取組の効果 |
○年次有給休暇取得率(平成27年度): 79.9%
○1月あたりの所定外労働時間(平成27年度): 8.3時間 |
(H29.2)