小松鋼機株式会社

事例カテゴリ

  • 所定外労働削減
  • 年休取得促進
  • 多様な正社員
  • 朝型の働き方
  • テレワーク
  • 勤務間インターバル
  • 選択的週休3日制

企業情報

小松鋼機株式会社
企業名
小松鋼機株式会社
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所在地
石川県小松市光町20番地
社員数
99名
業種
鉄鋼、機械工具卸

取組事例

取組の目的
業種や規模に関係なく、社員の行動や顧客対応は企業のイメージに大きく影響します。インナーブランディングとは、社員に企業ブランドの価値や目指す方向を理解させる啓蒙活動です。当社は「働き方改革」と「健康経営」、ならびに「女性の活躍推進」を進める過程において、「小松鋼機」のインナーブランディングを高めていきたいと考えています。また、社員一人一人が、充実感とやりがいを感じながら働き、仕事と生活の調和を図り、健康で豊かな生活が送れるよう、安心して働ける職場作りに努めています。
取組の概要
<現在の取組>
○トップメッセージ
当社は、生産性の向上と実労働時間の削減を図り、「働きやすい会社」「働きたい会社」を目指します。実労働時間を有効に活用し、対顧客業務に費やす時間を増やします。

○長時間労働の解消に向けた取組
2018年4月、勤怠管理システムの導入に合わせ、働き方改革推進チームを立ち上げ、それまでに制度としていた「①早帰り日の新設と20時完全退社の実施、②勤務間インターバル(11h)制度の導入」と合わせて「働き方改革」を強力に推進しています。具体的には業務のICT化促進、仕事の棚卸と多能工化への取組、現業部門の労働時間短縮につながる設備投資の実施等です。

○年次有給休暇の取得促進の取組
従来から翌年1年間の就業カレンダーが確定する12月に、社員一人一人が年間5日の有休取得日を策定し、計画取得しています。また、取得率の向上を目指して時間単位年次有給休暇制度(年間40h)を導入しました。

○その他(従業員の健康づくり)
健康経営に取り組んでいます。具体的には、定期健康診断受診率100%と2次健診の受診勧奨、健康に関する教育機会の提供、職場のコミュニケーションの向上、保健指導、健康増進・生活習慣病予防対策、インフルエンザ等感染症予防対策、過重労働対策とメンタルヘルス対策、受動喫煙対策等です。


<今後の課題・取組>
○女性従業員が活躍できる職場を目指しております。残念ながら、まだ課長職はおりませんが、課長職の次席となるリーダー職から課長職への登用を常に検討し、さらに活躍してもらえるように教育機会を設けています。具体的には、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学校の短期研修に毎年7~8名の女性リーダーを派遣しております。介護育児休業制度や子の看護休暇制度、母性健康管理を踏まえた就業規則の改訂など、女性が活躍しやすい職場づくりを目指しております。
現状とこれまでの取組の効果
〇 残業時間の上昇の抑制
2018年4月から8月と2019年同期比 残業時間-20%
〇 付加価値生産額
  2017年度と2018年度比 +2.85%
〇 健康経営優良法人(中小規模企業部門)2019の認定(2019年2月)
〇 ストレスチェックにおける集団分析の健康リスクポイント2018年比7ポイント改善
(R元.8)

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